神さまごめんなさい
「今日の晩ごはん何食べよかな…」
仕事帰り駅までの路を歩いていた
以前ならこんな夜は「お泊りしようよう」
って連絡してただろうなーって
好きじゃなくなったって
嫌いになった訳じゃないし…
そんなこと思いながら歩いてた
「こんな時ばったり出会ったりして」
「偶然現れないかな…」
「そう言えば今頃どこで何してんだろ…」
「頑張ってんのかな…」
「突然…奇跡的に…」
「そんな奇跡なんか起きる訳ないか…」
「この世に神様なんている訳ない」
「おれは神様なんて信じない」
そんなこと考えてた後
信じられないけど
ほんとに10秒も経ってなかったはず
体に電気が走った